賃貸物件の内見時に絶対チェックすべきポイント
賃貸物件を探しているとき、内見は非常に大事なステップです。
実際に住んでから「こんなはずじゃなかった…」と後悔しないためには、しっかりとチェックすべきポイントを押さえておくことが重要です。
今回は、賃貸物件を実際に現地で見学する際に数あるチェックポイントの中でも、個人的に確認しておきたいポイントを5つほどご紹介します。
1. 物件の立地・周辺環境
物件の立地や周辺環境は、住んでからの生活に大きく影響します。
部屋の中の設備等は家具や家電、様々なグッズでカバーできることも多いですが、周辺の環境はどうにもできない部分になります。
自身の生活を見据えて周辺環境を確認することをお勧めします。
- 交通機関の利便性:最寄り駅やバス停までの距離を確認。特に通勤・通学で使う場合は便利さが大事です。しかし、道路沿いや駅近の物件の場合、騒音がする場合もあるので、注意です。
- 周囲の施設:スーパーやコンビニ、病院、学校など、日常生活に必要な施設が近くにあるかも確認しましょう。
気になる方の場合は家畜飼育場やごみ焼却場、墓地等が近くに無いかも確認しましょう。 - 治安:昼間だけでなく夜の雰囲気もチェック。暗くて不安なエリアがないかを歩いて確かめておくと安心です。
近くに人通りの多い通りやコンビニがあるかなどもチェックです。2. 付属施設の確認
生活するうえで建物に付随する施設も重要です!
自身で使う可能性のあるものは場所なども確認しましょう。 - ゴミ捨て場:物件の敷地外になる場合は可能なら場所を確認しておきましょう。
- 駐車場:白線や車止めの有無、自身の車が問題なく駐車できるか確認しておきましょう。
- その他:駐輪場や宅配ボックスがある場合は正常に使えそうか確認しておきましょう。
3. 建物や部屋の状態
建物が古くても管理が行き届いているかどうかは重要なポイント。
部屋の内部も家具のレイアウトを考える上で重要です!
- 共用部分:エントランスや廊下、階段など、共用部分が清潔で管理がしっかりされているかどうかをチェック。
- ドアや窓の状態:ドアや窓がしっかり閉まるか、自身で開け閉めしてみるといいと思います。防音性が気になる場合は、二重窓の有無もチェックしておくと安心です。
- 部屋の各所寸法;既に決まった家具や家電がある場合は、部屋や洗濯機置き場などの寸法を測って、もらった物件資料などに書き込んでおくと後で検討しやすいです。
また見落としがちですが、ドアなどの搬入経路になる場所も測っておくと安心です! - 配線状況:ネット環境の有無、コンセントなどの設置位置や数も確認しておきましょう。
4. 自分で用意する物の確認
内見時にはステージングで物が置いてある場合がありますが、入居前に撤去してしまうことが多いです。
仮に物品が残っている場合でも、正常に使用できるのか、使用できない場合交換対象なのかなども確認しておきましょう。
入居時に自分で購入すべきものがあるかも確認しておくと、いざ入居した際に焦らずに済みます。
- ガスコンロ:置いてある場合もありますが、使えるかどうか、使えない場合は交換してくれるか確認し、撤去されてしまう場合はガス種を含めて寸法など確認しておきましょう。(ガステーブルの場合は基本的に寸法がほとんど同じなのでほぼ問題なく収まります)
- 照明器具:部屋の広さに合わせて大きさや数を確認しておきましょう。
- カーテン:すべての物件で図る必要は無いですが、かなり有力な物件の場合はカーテン寸法を測っておくと引っ越し準備が楽になります。
- 洗濯機の台:物件によっては洗濯機を置く場所の真下に排水口がある場合があります。その場合はホームセンターなどで販売されている台を置く必要が出てきます。
事前に必要な場合は購入しておくと引っ越しの時にスムーズです。」
5. 日当たりと風通し
部屋の快適さを左右する日当たりと風通しも見逃せません。
目の前に建物があったりすると時間によっては日が入らなかったりする時間も出てくるので注意です。
- 日当たり:部屋に十分な光が入るか、特に南向きの窓があるか確認。南向きでなくとも東向きとかでしたら朝日が入ってくるので良いかもしれません。
- 風通し:部屋の風通しが良いか、窓を開けたときに風が通りやすいかチェックしておくと良いですね。
最後に
賃貸物件の内見時には、これら以外にも気になるポイントを一つ一つ確認することが大切です。
しかし、過度に悩みすぎると物件を逃してしまうこともあるので、あらかじめ重視する点、妥協できる点を決めておくといいかもしれません。
契約内容や月々かかる家賃などもしっかりと確認し、後悔しないように、疑問点があれば遠慮せずに管理会社やオーナーに聞いて、納得のいく物件を見つけましょう!
快適な生活を送るために、ぜひ参考にしてみてくださいね。